お知らせ一覧 2018.01.03(水):東京新春カウンセリングスペシャル 「生きる意味の発見」コラムvol.3

2018.01.03(水) 11:12 東京新春カウンセリングスペシャル 「生きる意味の発見」コラムvol.3

皆様こんにちは。

東京新春カウンセリングスペシャルまで、残り5日となりました。

今年は、例年と会場が変わり、日本教育会館で行います。

お間違いの内容に、お越しください。


今回は、いよいよ最後となりました、

東京新春カウンセリングスペシャル 「生きる意味の発見」 の最後のスペシャルコラムです。


最近の自己啓発本の最後の章は、「瞑想の勧め」で終わっているものが多いように感じます。

瞑想とは、簡単に言えば「孤独でいる練習」です。

心理学博士の諸富祥彦先生がその著書「孤独でいるためのレッスン」でこう言っています。

『「孤独は、決して、避けるべき否定的なものなどではない。孤独は、現代をタフにしなやかに、
かつクリエイティビティに生きていくための不可欠の、”積極的な能力”である。
これからの困難な時代を、幸福に生きるために、現代人がトレーニングしてでも身につける”能力”である。』


さらに先生は痛烈にこう言います。
「飲み会やSNSなどで絶えず誰かとくっつき、スケジュールを埋め続けていれば、
『自分の心を常に麻痺させること』が可能です。

そうすれば、本来なら孤独に自分の心を深く見つめねば解決し得ない問題も先送り出来る。

『群れること』の弊害はまだまだあります。自分が何をどう感じていて、何を欲しているのかわからなくなることです』。

私は「ごもっとも」と思いました。
「人と全く交流するな」と言っているのではありません。

それは孤立です。

孤立は、心に変調を来たらせるので注意が必要です。

「つながり過ぎ」も「全く繋がらない」のも問題。


それより、大切なのは自分とつながることです。

内側から浮かび上がってくる感情を、ただ感じてみることから始めてみましょう。

あなたの心を健康にし、人生をより上質にしていきます。


(文責:金藤晃一)

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